要介護認定を受ける際には、申請書類の受付後に訪問調査が行われます。どういった暮らしぶりであるか、今はどの様な状況であるかを聞き取るのです。そして、それにより介護はどの程度必要であるかが判断されます。

市区町村の担当している職員もしくは委託されたケアマネージャーが調査員として訪れることになります。まず、要介護認定の申請後に市区町村から連絡が来て、訪問の日時について話すことになります。この際に希望する日にちなどを伝えましょう。

訪問調査の聞き取りでは、これから介護を受けることになる方には、身体機能や認知機能についての調査となります。また、介護を受ける方のご家族には申請者の普段の様子について聞きます。

また、介護を受ける側も調査前に行っておくべきことがあります。それは、まず日常の様子をメモに記しておくことです。調査の際には、いつもはできないことができてしまうこともあります。

それにできないことをできるのだと言ってしまうこともあり得ます。いつもの状態を正しく伝えて判断をしてもらうために、調査をするときはご家族も同席するようにして、日頃の状況を記しておくようにして、もし本人が異なることを言ったとしても訂正できるようにすることが大事です。

正しく要介護認定の判定をしてもらうためには、本人の体調が優れている状態のときに行うことがベストです。もし当日に体調が悪い場合やいつもと何か様子が異なるという場合には、調査日を延期にすることもあるのです。

また、認定がはっきりと決定したと通知されるまでは、介護サービスを受けることができないのだろうかと思う方もいるでしょう。実は、認定の通知が来るまででもサービスを利用することは可能です。

そのためには、ケアマネージャーに暫定ケアプランを作ってもらいましょう。認定される前であっても、暫定ケアプランに従って自己負担1割で介護サービスを受けることができるのです。

とは言え、暫定ケアプランで介護サービスを受けたとして、その後の認定通知の結果が介護の必要がないというものだった場合は、利用したサービスの額が全額負担となるので、ケアマネージャーとは十分に話し合うことが大切と言えます。

審査については、介護認定審査会で介護が必要であるか自分で生活ができるかという点や、要介護でどの程度の状態であるかという点が判定されます。医療や福祉などに精通する有識者からなる審査会において、訪問調査での情報や主治医意見書を見て判断がされることになっています。

認定の通知での区分は、非該当(自立)、要支援、要介護(1から5)に分けられます。通知結果によって、受けることができる介護サービスも異なってきます。要介護認定を受けたなら、1から5までの間の区分に応じて、ケアプランを作ってもらうことで介護サービスが開始となります。

要介護認定の申請をしてから、認定通知が届くまでは30日ほどの期間が必要になることがありますが、申請をした市区町村によって期間は異なってきます。よって、心配であれば前もってどの程度で決まるかを問い合わせることも一案です。