会社に勤めている方などは、定年によって退職をされる方が多いことでしょう。そして、定年後にはどの様に過ごそうかと考えている方もいらっしゃると思います。しかし、定年後というのは認知症になってしまう危険性があります。

脳の仕組みとして、右脳は感性や直観力等を司っていて、左脳に関しては論理能力を司っているとされています。脳の開発においては、右脳と左脳の両方をどの様にして全体的に働かせるかがカギとなっています。

ただ、右脳を働かせて感性を大事にして考え生きてきた方はボケにくいと言います。ということは、感性が欠けているタイプの方は認知症になってしまうリスクが高いということになるのです。

では、それは一体なぜなのでしょうか。認知症というのは、前頭前野という、記憶や感情をコントロールする部分が衰えてしまうことで発症することが多いです。右脳と左脳のどちらからも情報を得て働いてくれているのが、前頭前野です。

要するに、左脳から理論的かつ数値的なデータを得るだけでは、正常に動かないということなのです。そういったことから、右脳を動かさなければ前頭前野が衰えてしまうことに繋がります。

高度経済成長期を生きてきた方々が定年を迎える時期になってきていますが、そういった世代の方々は、感性が欠如されている方がいるのが現実です。特に男性においては、真っすぐに仕事に取り組んでこられた方ほどその様な傾向が見られます。

なので、余計に退職をして生きがいがなくなってしまうと、認知症の症状が現れ始めてしまうのです。ではここで、家庭においてどの程度左脳人間であるのかを探ってみましょう。ご自身もしくは家族の方にユーモアが感じられないということはないでしょうか。

そして、話が理屈っぽいということや、笑顔があまりない、生活のリズムが一定化しているといったことがあるでしょうか。地位や名誉などを自慢する節があり、それにしがみつくような感じが強く伺えるということも認知症になりやすい左脳人間の傾向です。

左脳人間であると判断された場合には、普段の生活習慣を見直すことが大事です。さらに、仕事に邁進してきた生活をも見直して、心を豊かにした生活をおくっていけるようにすることが大事です。

具体的には、テレビをいつまでも長い時間観ることを止めること。観る番組は前もって決めておき、それが終わったならテレビは消すことが1つの方法です。自分が没頭できる趣味を見つけてそれに打ち込むことも良いでしょう。

夕食を食べる際にも、食卓ではただ黙々と食べるのではなく、家族との会話を楽しみながら食べることもポイントです。海辺に行くことや公園まで散歩をするなど、自然の中に身を置くことも手段ではないでしょうか。

心に余裕のある生活をおくることで、認知症になるリスクを減らすことができるのではないでしょうか。認知症にならないためにも、余裕を持った生活をおくり、定年後の人生を楽しむことが大事です。